Napaでは空港から外に出ずトンボ返りだったので、翌日サンノゼから南東の方角へ1時間程飛んだ所にあるHarris Ranchというレストランまで飛びローストビーフを食べてきました。レストランは西海岸を南北に走る高速道路インターステート5号沿いにあり、専用のエアストリップがあります。飛行機で来た客はパイロット免許を見せると10%割引してくれるので忘れずに持って行きましょう。
新年明けましておめでとう御座います。
昨年、知人のセスナで東京湾一周遊覧飛行をさせて頂く機会がありました。写真はその時に横浜上空を通過した際に撮影したものです。私は日本の免許を持っていないので自分の操縦ではありませんでしたが、念願の自宅空撮をする事が出来ました。改めて飛ぶ事の楽しさを実感した次第です。これを機にGA活動を出来る限り活発にしてゆきたいと思っています。最近フェイスブックばかりアップデートしてこちらのアップが減ってしまいましたが、ホームページも引き続きアップして行きたいと思っています。皆様にとって今年が良い年でありますようお祈りしております。今年も宜しくお願い致します。
787にも乗られたんですね。なんだか特にアメリカ国内では空路の旅が苦痛なばかりでつれあいも私も遠のいています。車かバイクでアメリカ一周したいけど、時間なしで、田舎にひっこんでしまいました(爆)
お元気で!


Better late than never, right? ('∀`)


久しぶりのサンノゼ出張で初めてANAのB787に乗りました。747や777に比べて振動や騒音が少ない気がしました。また、747は飛行中主翼がバタバタとする事がありましたが、787では気流が乱れていてもあまり主翼が動いていませんでした。エコノミーのシートも昔に比べたらかなり快適です。前の人がリクライニングしても背もたれが倒れてこないのがGOOD! 747の時代と比べると隔世の感があります。
先日サンフランシスコ国際空港で着陸に失敗したアシアナ航空の事故について正式な原因の発表はまだされていませんが、これまで一般に報道されている情報からこの事故の原因はパイロットの操縦ミスによるものではないかと私は推測しています。操縦ミスが起きてしまった理由は、訓練中の未熟な副操縦士が操縦していた事、機長が教官の資格を取ったばかりで教官の経験が浅かった事、空港のILSが使用不能で着陸に必要な支援が不足していた事、この三つの条件が揃ってしまった事だと思います。ILSが使えなかったのは当日同じ滑走路に着陸した他の便も同じ条件です。訓練中の副操縦士が着陸を行う事も良く有る事で、もしかすると他の便でも訓練をしていたかも知れません。教官だって最初は初心者です。しかし事故を起こした便が不運だったのは、ILSが使えない条件で訓練中の副操縦士が着陸するのを監督していた機長の教官としての経験が浅かった事です。もしILSが使えていたら、もし機長が教官経験豊富だったら、もし副操縦士の操縦でなければ、どれか一つでも条件が揃っていなければ事故は起きていなかったのではないかと思います。今後再び同じような事故が起きないよう、このような条件の時は機長が着陸を行うようルールを改善すべきと思います。
直接の原因はパイロットの操縦ミスですが、他の便はみな普通に着陸していたわけですから、なぜこのパイロットだけがミスを犯したのか、そこを究明し改善する必要が有ります。本来ILSが使えなくても、教官がいなくても、このパイロットは安全に着陸出来る資格も技量もあったはず、いや、無ければいけなかったはずです。ところが彼はビジュアルアプローチで777を適正なグライドスロープに乗せる為のパワーセッティングを知らなかったのか間違えたのか、いずれにしろ正しいパワーセッティングにする事が出来なかった。その後も気づかず修正も出来なかった。この時点で彼は乗客を乗せて運行するパイロットとして失格であり事故に対する責任が有ると思います。
次にアプローチを始めてから衝突するまでの間、二人のパイロットは何をリファレンスにしてグライドスロープを認識していたのか。ILSが使えないのですからPAPIだけが有効なリファレンスになります。そして衝突のかなり前から適正な高度を下回っていたようですから、その間PAPIは赤くtoo lowを示していたはずです。それを認識していなかったとしたら問題外ですし、認識していたとしてもパワーセッティングを修正出来なかったのはミスです。いずれにしても機長も副操縦士も真っ赤なPAPIが視界に入っていながらそれに対して有効な対処が出来なかったのは事実です。きっと二人とも普段は自動操縦やILSなど機械に頼った着陸ばかりなので、今回のような自分でパワーをセットしヴィジュアルリファレンスでグライドスロープを認識しながらの初歩的な操縦技術を忘れてしまっていたのではないでしょうか。だとすると二人のパイロットだけでなく、そういう状況を作り出した会社のマネジメントにも問題がありますね。航空会社の訓練内容の見直しも必要かもしれません。




新年あけましておめでとうございます。今年も宜しくお願いします。元旦にきれいな富士山の写真が撮れました。今年も皆様にいい事が沢山ありますように!!