サンノゼ国際空港の上空を通過
2015.07.23
辺野古米軍基地移設
2015.06.23
今日は沖縄の「慰霊の日」。70年前、米軍との戦闘で亡くなった沖縄の方々のご冥福をお祈りします。私は横須賀で生まれ育ったので米軍基地と共存する生活に違和感は無い。沖縄の人々もきっと同じだろうと思ってきたが、普天間の辺野古移設の問題によって沖縄の人々の基地に対する気持ちは大きく変わったのではないだろうか。もし米軍が「厚木や横田では足りないので、鎌倉の海を埋め立てて滑走路を作る」と言い出したら、私は怒り心頭で大反対運動を起こすだろう。そういう事が今沖縄で起きていると思うと、これは単なる基地問題におさまらないのではないかと心配になる。
世界情勢のシナリオ
2015.06.22
1990年代前半の冷戦構造が崩壊し始めた頃、アメリカの元国務長官キッシンジャーが「これからの戦争は世界各地でのテロリストとの小規模な戦争になる」のような事を話していた。そしてこの20年間その通りになった。キッシンジャーのあの言葉は彼の予測ではなく彼らの予定だったのだと最近思う。そしてまた世界情勢が変化しはじめている、というか変化させられていて次の形態は多極化らしい。そして日本はその一極を担わされようとしているらしい。
その説を知って幾つかの疑問が解けた。一つは自衛隊の時期主力戦闘機の開発を国産にしようとしているのにアメリカが圧力を掛けて来ない事。F-2の時はさんざん圧力をかけられて結局アメリカの言いなりになった。それが今回は全く何も無い。もう一つは集団的自衛権で海外でも軍事活動を出来るようにしようとする事にアメリカが何も文句を付けない事。自衛隊の動きは米軍に把握されているとは言え、マッカーサーの占領以来ずっと続けて来た日本が自発的に戦争を出来ないようにする方針に反するはずなのに容認している。さらに日本が兵器産業を増進して輸出までしようというのにアメリカは黙っている。すべて日本を多極化時代の一極にしようしている話しと辻褄が合う。
ヨーロッパに目を向けると、6/11付けの日経にドイツ、オランダ、オーストリアの中央銀行が第二次大戦以降ずっとアメリカやイギリスに預けてあった金塊を昨年11月から自国に移送し始めているという記事があった。各国が自国に金塊を置かなければならない状況が近い将来起きると想定しているとしら、それはどういう状態なのか。もし分散された金塊の保管場所と多極化時代の各極が一致するならば、通貨の信用が無くなる事態が想定されていると言う事か。そしてそれも想定ではなく予定なのではないかと最近考えている。
その説を知って幾つかの疑問が解けた。一つは自衛隊の時期主力戦闘機の開発を国産にしようとしているのにアメリカが圧力を掛けて来ない事。F-2の時はさんざん圧力をかけられて結局アメリカの言いなりになった。それが今回は全く何も無い。もう一つは集団的自衛権で海外でも軍事活動を出来るようにしようとする事にアメリカが何も文句を付けない事。自衛隊の動きは米軍に把握されているとは言え、マッカーサーの占領以来ずっと続けて来た日本が自発的に戦争を出来ないようにする方針に反するはずなのに容認している。さらに日本が兵器産業を増進して輸出までしようというのにアメリカは黙っている。すべて日本を多極化時代の一極にしようしている話しと辻褄が合う。
ヨーロッパに目を向けると、6/11付けの日経にドイツ、オランダ、オーストリアの中央銀行が第二次大戦以降ずっとアメリカやイギリスに預けてあった金塊を昨年11月から自国に移送し始めているという記事があった。各国が自国に金塊を置かなければならない状況が近い将来起きると想定しているとしら、それはどういう状態なのか。もし分散された金塊の保管場所と多極化時代の各極が一致するならば、通貨の信用が無くなる事態が想定されていると言う事か。そしてそれも想定ではなく予定なのではないかと最近考えている。
BAR HARBOUR INN
2015.06.15
階層化ビジネス
2015.06.10
TV東京のガイアの夜明けを見ていて、あるシーンで怖さというか不安というか敗北感のようなものを感じた。それは中国の楽視という会社のCEOが新商品のスマホのプレゼンをしているシーン。デニムのパンツにTシャツを来たCEOがステージに現れ、おもむろに商品を手にして紹介し、スクリーンには商品の大きなイメージが投影される。スティーブジョブズを真似した最近ありがちな風景だけど、その中国人のCEOの様子は自然で違和感無く受け入れられた。日本のこの手の会社のCEOには出来ないだろうな。
見た目だけでなくビジネスモデルもiPhoneと同じだ。日本には何故アップルのような企業が生まれなかったのか?などと議論された事も有ったが、物まねとは言え中国では見た目も中身もアップルを真似した企業が生まれている。そのマーケットでも日本企業の役割は部品サプライヤーである。日本には真似出来なかったアップルのようなビジネスモデルを中国は真似出来ている。それを見てエレクトロニクスで日本が新興市場の主導権を握る事はもう出来ないのではないかと感じた。
見た目だけでなくビジネスモデルもiPhoneと同じだ。日本には何故アップルのような企業が生まれなかったのか?などと議論された事も有ったが、物まねとは言え中国では見た目も中身もアップルを真似した企業が生まれている。そのマーケットでも日本企業の役割は部品サプライヤーである。日本には真似出来なかったアップルのようなビジネスモデルを中国は真似出来ている。それを見てエレクトロニクスで日本が新興市場の主導権を握る事はもう出来ないのではないかと感じた。