Hybrid Airport
2017.08.05
今回BFRでCFIに教えてもらい初めて知ったのですが、SEAはなんとClass BだけでなくClass Dの要素も持っているのです。VOR SEAの125から140と175から290の間にVORの円と微妙にズレてClass Dの点線があり-30がブラケットで囲まれています。なのでPuget湾上空のClass Bが2,000ft以上や3,000ft以上であっても青い点線の内側を通過する時はSEAのタワーとの交信が必要です。
VOR SEAの125から真上にClass Dの点線が延びているはずなのですが他の記号や文字で隠れていて見えません。その上VOR SEAの075辺りから左斜め上にClass Dの点線が見えます。こ点線の東側はBFIのAirspaceですが西側はSEA Class DのAirspaceなのです。地元以外の人だと気付かずに侵入してしまう事がよくあるそうです。こんなトリッキーな空港は初めて見ました。
VOR SEAの125から真上にClass Dの点線が延びているはずなのですが他の記号や文字で隠れていて見えません。その上VOR SEAの075辺りから左斜め上にClass Dの点線が見えます。こ点線の東側はBFIのAirspaceですが西側はSEA Class DのAirspaceなのです。地元以外の人だと気付かずに侵入してしまう事がよくあるそうです。こんなトリッキーな空港は初めて見ました。
サンフランシスコ
2017.08.03
戦争の傷跡
2017.07.23
F-35のご先祖様
2017.07.03
Yakはヤコブレフというロシアの航空機メーカーの略称で、正式名称はS・A・ヤコブレフ記念試作設計局。ヤコブレフは旅客機、戦闘機、VTOL機、早期警戒機、ヘリコプターなど殆ど全ての航空機を設計したロシアで唯一の設計局だそうです。そのヤコブレフが設計したのが下の写真のYak-141。後ろのノズルを下向きにしてホバリングする姿は米国のロッキード社が開発した垂直離着陸型ステルス戦闘機F-35Bにソックリだ。基本的構造の違いは前方のホバリング用動力が専用のジェットエンジンかメインエンジンの動力で回すファンかだけ。
しかしYak-141の初飛行は1987年3月でホバリング成功は1989年12月で、F-35の実証機であるX-35の初飛行は2000年10月でホバリング成功は2001年6月より10年以上前である。西側の情報しか目にして来なかった我々はソ連製は何でもアメリカのパクリだと思って来たが、Yak-141の存在は我々が騙されていた事を暴く証拠の一つと言える。Yak-141は順調に行けばF-35Bより10年早く世界初の超音速VTOL戦闘機となるはずだった。しかしソ連の崩壊により試作機をたった2機生産しただけで計画は中止となった。
X-35の実証実験が行われていた頃、アメリカの技術雑誌に下向きになるノズルの技術はロッキード社がロシアの企業から買ったと書かれていたのを読んだ覚えが有る。しかし、ウィキペディアには多少のお金を払って設計データを入手したがアメリカでは既に同じ技術を開発済みだったと書かれている。既に開発していたならわざわざお金を払って同じ情報を買う必要など無いはず。なんとも往生際が悪い負け惜しみだこと。
ではF-35Bは単なるYak-141のパクリかというとそうでもない。VTOLはパクリだがステルス性能と最新の電子機器は以前の世代の戦闘機とは別次元の戦闘能力を生み出している。とはいえVTOLの基本的概念はほぼ同じだし外観も似ているので、Yak-141はF-35のご先祖様と行っても過言ではないだろう。
Yak-141
F-35B
しかしYak-141の初飛行は1987年3月でホバリング成功は1989年12月で、F-35の実証機であるX-35の初飛行は2000年10月でホバリング成功は2001年6月より10年以上前である。西側の情報しか目にして来なかった我々はソ連製は何でもアメリカのパクリだと思って来たが、Yak-141の存在は我々が騙されていた事を暴く証拠の一つと言える。Yak-141は順調に行けばF-35Bより10年早く世界初の超音速VTOL戦闘機となるはずだった。しかしソ連の崩壊により試作機をたった2機生産しただけで計画は中止となった。
X-35の実証実験が行われていた頃、アメリカの技術雑誌に下向きになるノズルの技術はロッキード社がロシアの企業から買ったと書かれていたのを読んだ覚えが有る。しかし、ウィキペディアには多少のお金を払って設計データを入手したがアメリカでは既に同じ技術を開発済みだったと書かれている。既に開発していたならわざわざお金を払って同じ情報を買う必要など無いはず。なんとも往生際が悪い負け惜しみだこと。
ではF-35Bは単なるYak-141のパクリかというとそうでもない。VTOLはパクリだがステルス性能と最新の電子機器は以前の世代の戦闘機とは別次元の戦闘能力を生み出している。とはいえVTOLの基本的概念はほぼ同じだし外観も似ているので、Yak-141はF-35のご先祖様と行っても過言ではないだろう。
Yak-141
F-35B
米イージス艦衝突事故
2017.06.18
マリントラフィックのデータによれば下の写真の様に貨物船ACX CRYSTALは浜松沖をずっと東に一直線で航行していた様です。恐らくイージス艦も横須賀へ帰るべく同じ様な航路を貨物船と平行して走っていたと思われます。貨物船は石廊崎を過ぎて東京湾に向け左に転針した。しかしイージス艦はまだ直進を続け二隻の航路が交差した。この場合相手を右側に見る船すなわちイージス艦に左に大きく転回して回避行動を取る義務がある。もしイージス艦の速度が貨物船より速くて追い越す形だったら、イージス艦は前方に貨物船が見えて左に回避したはずなので、そうしなかったという事はイージス艦は貨物船と同じか遅く走っていたと考えられる。船体の損傷具合から推測すると貨物船はイージス艦より少し後ろを走っていてイージス艦を視認していたはずだ。しかし自分は右側で進路保持船なのでルール通り直進した。イージス艦は貨物船より前を走っていたので貨物船に気付かず回避行動を取らず衝突したのではないか。だとすればイージス艦の右後方見張り不十分が事故の原因と考えられる。あくまで推測です。