カタナの部屋

毎年恒例年末の伊勢神宮参拝、諸般の事情から電車での長旅を避け2年ぶりにバイクで行ってみた。Nexcoの深夜割引を利用するには午前4時までにゲートを通過して高速に入らねばならない。2時起きで3時に自宅を出発、横浜町田のゲート通過の瞬間に時計をみたら4時3分だった。もう少し飛ばせば良かったと暫く悔しい思いをしながら走った。

高速に入ってすぐ海老名サービスエリアで止まりハンドルカバーを装着。とても恥ずかしいルックスだが極寒のツーリングでは背に腹は代えられない。アクセルやレバーの操作がとてもしずらいが寒さから手を守るために我慢。冬用グローブをしてカバーの中に手を入れると全然寒くなく効果絶大。それでも1時間ほどするとやはり手が芯から冷えてくる。




中井PAでトイレ休憩、次の足柄SAでも休憩。兎に角寒いので無理せず冷えた手足や体を暖め直しながら少しずつ前進。




新東名は丁度前日に御殿場から引佐まで全線3車線開通し最高速度も120kmに引き上げられていたのでとても快適に走れた。多少飛ばしても100kmで走る車の中を走るのと120kmで走る車の中を走るのとでは全く違う。




お昼頃に伊勢に到着、外宮と内宮をお参りし、昼食に伊勢うどんを食べて帰途につく。伊勢で高速を降りる際に料金をみたら深夜割引が適用されていた。数分の遅れは見逃してもらえたみたい。




当初時間優先で帰りも高速を走る計画だったが、丁度フェリーにすぐ乗れる時間だったのでフェリーで伊良湖へ渡る事にした。1時間暖かい船内で休みながら移動出来るのは嬉しい。




以前は伊良湖から渥美半島伊勢湾側の国道259号で豊橋に出た時は道は走りにくいし高速まで遠くて不便だった。今回は太平洋側の国道42号で浜松に出てみたら、真っ直ぐで広く舗装も良い道でとても快適だった。途中潮見バイパスなどほぼ高速道路のようだったので思ったより速く浜松に着き、これなら高速で名古屋を経由せずにフェリーに乗る価値はあると思った。途中浜松で寄り道して突然バッテリーが上がるハプニングがあり、なんとかエンジンはかかったので無事23時頃に自宅に帰り着きました。来年もバイクで行こうかな。

この日は名古屋からのメンバーと東名沼津インターで待合せだった。以前東名高速の足柄から御殿場にかけてとても寒かった事があったので出発前に天気を調べたら雪で気温はほぼゼロだった。箱根を調べたら曇りで気温は5度くらいだったので箱根を越えて行く事にした。しかし、箱根新道で七曲がりを過ぎた辺りから周囲は雪に覆われ始め峠は写真の通り真っ白。路面は除雪してあり凍結しておらず視界も悪くなかったので安全に通行する事が出来た。




雪景色にバイクは似合わない




西伊豆の海岸線はいい天気でツーリング日和だった

勤め先の同僚に誘われとあるツーリングクラブのツーリングに参加。平湯温泉に泊まって御嶽山周辺をバイク10台で走った。御嶽山パノラマラインは標高が高く雲の中となり小雨に降られ、前日までの雨で濡れた落ち葉が散乱する路面や工事中の砂利道などかなりハードな条件だったが、誰もコケたりせず無事に走り抜けた。



寒い中走った後に入る温泉は最高だ。その後皆で一緒に夕食を取りながらバイク談義に華を咲かせるのも大人数でのマスツーリングの楽しみの一つ。食事の後も夜遅くまで部屋で飲みながら語らい大部屋に布団を敷いて皆で雑魚寝。雑魚寝なんて何十年ぶりだろ？



一人で気ままに走るのもいいけど、たまには大人数で走るのも別の楽しさが有って良いものだ。