Thanks Giving Day
2016.11.25
 アメリカで11月の第4木曜日はサンクスギビングデーの祭日。アメリカ全土の殆どの人々がみな親族などと過ごすために一斉に帰省する。だから普段は24時間営業や年中無休の店舗も閉店し空港はものすごく混雑し帰省客でごった返す。雰囲気的には日本の正月や中国の春節に似たような感じかな。

 以前アメリカに赴任した時、VISAの関係で家族は私より後になって11月中旬にアメリカに引っ越してきた。小さな子供2人と妻の4人でサンノゼの町で暮らし始めて最初の連休がサンクスギビングデーだった。連休初日、私たちは夕方5時頃いつものように近所のスーパーに買い物に行ったら閉店していた。少し離れたほかのスーパーも閉店していた。あちこち回ったが全て閉店していた。ようやく閉店直前のスーパーを見つけてなんとか買い物を済ました。その後車で町を回ったらどこもかしこもひっそりとして人っ子一人歩いていなかった。みな帰省してしまって町中の店と言う店が閉まっていた。

 連休の間町を回っていて幾つか営業しているレストランをみつけた。それは中華料理屋か日本食レストランだった。彼らは帰省する田舎も無くアメリカの習慣に関係なく営業していたのだった。日本食レストランには行き場を失ったアジア人が列をなしており大変混雑していた。翌年のサンクスギビングからは自分たちも旅行をするか、地元にいる時は馴染みの和食レストランを数週間前から予約しておくようにした。サンクスギビングが終わると町は一斉にクリスマスモードになる。製造業では早いところでは12月20日ころから冬休みになる会社もある。12月に入るとアメリカはもう年末のお休み気分で仕事にならない。

- CafeNote -