Ikeの絵日記

　銀河鉄道999で冥王星の氷の墓場でメーテルが泣いてるシーンがあった。きっとこの真っ白なメタンの氷の大平原があそこだったに違いない。当時は想像だけの世界でまさか自分が生きているうちに写真とはいえ冥王星の景色を見る事ができるとは思わなかった。史上最速を誇るNASAの探査機New Hrizonesは2006年に打ち上げ後９時間で月軌道を通過、3ヶ月で火星軌道を通過、13ヶ月で木星に到達、木星を観測しつつスイングバイでさらに加速し冥王星を目指す、そして9年後2015年に冥王星に到達。冥王星と衛星を観測し、その後冥王星よりも外側の軌道を回る天体Ultima Thuleにも接近し観測した。やっぱり宇宙って夢が有るなぁ・・

　今まで打ち上げの途中で燃料が無くなったロケットは切り離されて捨てらていたが、SpaceXのFalconは洋上の着陸パッドに自律で戻り立った状態で着陸する。ソユーズやスペースシャトルなど昔の宇宙船の内部はスイッチだらけで狭苦しそうだったが、Crew Dragonの内装はシンプルでシートはスポーツカーのバケットシートの様だし船内の空間も余裕がありそうに見える。ロケットや宇宙船は古い技術が使い続けられているように思っていたが、この映像を見てアメリカの宇宙開発は新しい世界に進んでいるのだなと感じた。

電子が原子核の軌道を回る様に、地球が自転しながら太陽の軌道を回る様に、太陽が自転しながら銀河の軌道を回る様に、宇宙にも中心が有って銀河も自転しながら公転しているかも知れない。

だとしたら銀河同士が遠ざかっているのはビッグバンの為ではなく遠心力の為で、我々は宇宙を外から観測出来ないので回転している事を知らずにいるだけなのではないか⁈ フーコーの振子で地球の自転を知る事が出来る様に、何か銀河の公転を知る方法が有るかも知れない。