アメリカ、アリゾナ州ツーソンからメキシコとの国境に向かうハイウェイ沿いに本物のICBMを見れる博物館がある。米ソ冷戦時代にアメリカはこのタイタン2型ミサイルのサイロを200基以上建設した。この次の世代のミニットマンのサイロは1,000基以上建設された。1980年代後半タイタン2型のサイロは全て廃棄処分され残っているのはこの博物館の一基のみ。ミニットマンも全廃される予定だったが結局200基程残っている。このような地上に建設されたサイロは敵の先制攻撃を受けた場合に役に立たなくなる可能性があるので、現在ではICBMの主流は潜水艦発射型になっている。