F-35A
2017.06.10
 最新のステルス戦闘機F-35は航空自衛隊が導入を決め、名古屋の三菱重工で最終組み立てをした一号機が最近ロールアウトするなど話題になっています。F-35には滑走して離着陸するA型、垂直離着陸(VTOL)出来るB型、艦載機用のC型の三種類があり、航空自衛隊が導入を決め名古屋で組立てをしているのはA型、つまり垂直離着陸は出来ないタイプです。なので自衛隊のF-35を平らな甲板を持つ護衛艦いずもやかがに積んで空母の様に運用する事は出来ません。VTOL型が導入されているのは米海兵隊、イギリス空軍・海軍、イタリア海軍だけです。

 日本は開発実証や保全協力などのパートナー国にはなっておらず運用国つまり単なる販売先という立場です。パートナー国の殆どが米英など旧連合国なのは分かるにしても、イタリアやトルコがパートナーに入っているのが不思議です。F-35を通してなんとなく世界の中での日本の立場がすこし分かる様な気がします。

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