黒沢明の予知夢?
2016.03.16
久しぶりに黒澤明の映画「夢」を観た。制作は1990年で全8話のオムニバス形式。6話目の「赤富士」で、富士山が爆発しパニックになって逃げ惑う人々の様子は311の大地震を思わせる。富士山の背後に幾つも立ち上る火炎は6基の原子炉の爆発だという。そこから流れてくるプルトニウム、ストロンチウム、セシウムの煙を必死で払いのけ続ける男性、「絶対安全だって言っていたのに・・」と嘆く女性、それを聞いて謝り反省し海に身を投げる原発の関係者。まるで予言のような映画だけど、最後の原発関係者の部分だけ当ってない気がした。

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