共産匪賊とISIS
2015.03.09
少し前に日本映画専門チャンネルが李香蘭を特集していて3本ほど観た。そのうち「熱砂の誓ひ」という映画は1940年、日米開戦の1年前の公開で、中国大陸に長大な舗装道路を敷く日本政府の若い役人が主人公だ。誠実な彼が現地の大地主の信頼を勝ち取り用地買収に成功したり洪水にも打ち勝ちながら道路を完成させるという荒筋。映画では中国の建設省が協力し本物の役所を使って日本人と中国人が一緒に仕事をしている。そして主人公が北京や万里の長城などを観光するシーンもあり、当時北京周辺は日本の支配下にあった事が分かる。なんで戦争中にこんな平和な映像が撮れるのか不思議だ。もちろん映画の中に戦闘シーンはあるが、それは僻地の工事現場に時折現れる共産匪(中国共産党ゲリラ)の襲撃に応戦するものだけ。
大日本帝国の国策映画なので偏った描写なのかも知れないが、映画の中で共産匪は中国人にとっても山賊のような存在として描かれている。その山賊のような共産匪を率いたのが毛沢東で、共産匪は後に中華人民共和国の共産党になる。今や経済力で日本を追い越した中国の支配政党は70年前ゲリラだったのだ。とすると今はゲリラのようなISISも、もしかすると70年後に大国になっている可能性も否定出来ないという事か!考えただけでもぞっとする。
大日本帝国の国策映画なので偏った描写なのかも知れないが、映画の中で共産匪は中国人にとっても山賊のような存在として描かれている。その山賊のような共産匪を率いたのが毛沢東で、共産匪は後に中華人民共和国の共産党になる。今や経済力で日本を追い越した中国の支配政党は70年前ゲリラだったのだ。とすると今はゲリラのようなISISも、もしかすると70年後に大国になっている可能性も否定出来ないという事か!考えただけでもぞっとする。
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