階層化ビジネス
2015.06.10
TV東京のガイアの夜明けを見ていて、あるシーンで怖さというか不安というか敗北感のようなものを感じた。それは中国の楽視という会社のCEOが新商品のスマホのプレゼンをしているシーン。デニムのパンツにTシャツを来たCEOがステージに現れ、おもむろに商品を手にして紹介し、スクリーンには商品の大きなイメージが投影される。スティーブジョブズを真似した最近ありがちな風景だけど、その中国人のCEOの様子は自然で違和感無く受け入れられた。日本のこの手の会社のCEOには出来ないだろうな。
見た目だけでなくビジネスモデルもiPhoneと同じだ。日本には何故アップルのような企業が生まれなかったのか?などと議論された事も有ったが、物まねとは言え中国では見た目も中身もアップルを真似した企業が生まれている。そのマーケットでも日本企業の役割は部品サプライヤーである。日本には真似出来なかったアップルのようなビジネスモデルを中国は真似出来ている。それを見てエレクトロニクスで日本が新興市場の主導権を握る事はもう出来ないのではないかと感じた。
見た目だけでなくビジネスモデルもiPhoneと同じだ。日本には何故アップルのような企業が生まれなかったのか?などと議論された事も有ったが、物まねとは言え中国では見た目も中身もアップルを真似した企業が生まれている。そのマーケットでも日本企業の役割は部品サプライヤーである。日本には真似出来なかったアップルのようなビジネスモデルを中国は真似出来ている。それを見てエレクトロニクスで日本が新興市場の主導権を握る事はもう出来ないのではないかと感じた。
トラックバックURL
トラックバック一覧
コメント一覧
コメント投稿