長崎平和祈念日
2015.08.09
何度も映画化された「猿の惑星」は作者が東南アジアで日本軍の捕虜になった時の体験がモチーフとなっている。アングロサクソンはアジア人を同じ人間とは思っていなかった。だからアメリカは日本に原爆を落とす事に躊躇しなかったのでは?と思う事がある。しかし、長崎は江戸時代からキリスト教徒が多く、カトリックの教会が沢山ある。アメリカ軍は異教徒の猿たちを原爆で攻撃したつもりだったのが、被爆後の長崎に行ってみたら立派なロマネスク様式の教会や聖母マリア像が無惨に破壊され、自分たちと同じキリスト教を信じる人たちが凄惨な目に遭っていたのだった。アメリカがこの事実を隠そうとした事は想像に難くない。浦上天主堂を広島の原爆ドームの様に壊れた状態で保存すべきという意見が多かったにも拘らず、戦後たった13年で奇麗に再建されたのにはきっと圧力が有ったのだろうと思う。長崎で被爆された方々のご冥福をお祈りします。
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